2024.09.10
二百二十日
こんにちは( ノ ゚ー゚)ノ\(゚ー゚\)
皆様は「二百二十日」をご存じでしょうか?
「二百二十日」とは、雑節(季節を示す目印)の一つで 立春から数えて丁度220日のことを言います。
この日は、農家の人々から台風が来襲する厄日とされ
二百二十日を中心にして風の害を防ぐための風祭を行う風習がありました。
また、この厄日は農家だけではなく、
漁師にとっても出漁できるかどうかとともに、
生死に関わる問題でもありました。
古来、この時期は稲の穂ばらみ期であるので暴風を警戒したといわれます。
八朔(はつさく)(旧暦8月1日)も同じ時期にあたり
二百十日の厄日にそなえて、八朔の日に風祭をすると伝えていた土地もあるそうです。
二百十日・二百二十日が暦注に現れるのは新しく、
江戸時代初期以後だそうです。
(私たちからすると江戸時代も大昔のように感じますが、暦上では新しいという表現をするのに少々驚きました。(. ? ? ?.))
こうしてみると、昔からの厄日は単なるの人の経験知だけではなく、近代の日本の自然災害とも深く結びついているようです。
この時期は台風被害の多い時期ですが、
いついかなる時に異常気象による災害や震災に見舞われるか、現代科学の力を持ってしてもわかりません。
これをきっかけに、非常持ち出し袋の点検や、
家族との連絡方法、避難所、避難経路、家族との待ち合わせ場所など、確認しておくことで万が一に備えられるかと思います。
~リマインド~
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9月14日(土)~ 9月16日(月)の三日間
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是非、ご例院ください(^^♪
電話 03-3310-2639
院長 鈴木 将