2023.09.13
<こうえんじ通信>お酒の話
こんにちは!以前はビールが好きだった
けど、今では大型ボトルのウイスキーを
買うほどハイボールにハマっている
さかさいですv(~_~)
コロナウイルスの流行も落ち着いてきた
ことでお酒を飲む機会が増えたと言う方
は少なくないのではないでしょうか。
ただ、学生さんだけでなく社会人の
みなさんもつい無茶な飲み方を
してしまう・・・なんてことは
ないですか?
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お酒に弱い方はもともとアルコールの分解酵素を持たない遺伝子なため
飲酒を重ねても耐性がつくことはないといわれています。
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そんな方には無理にお酒を勧めてはいけませんよ。
それと、お酒に強いとされいるという方も油断をしてはいけません。
なぜなら、酒豪とされている方でも
飲んだ分のアルコールを
分解する際に肝臓に負荷をかける物質が
発生するためです。
肝臓は消化を助ける液体を出す、
毒を分解する、タンパク質の合成、
栄養の貯蔵をすると言われていますが、
他にも酵素の力でガン細胞を消去
するという働きもあります。
そのため、アルコールの分解で酵素が
消費されてしまい身体の中では
ガン細胞が増えやすい状態
(1.4~1.6倍:国立がん研究センター調べ)
になってしまうのです。
話が少し変わりますが、飲酒を繰り返し
て「お酒に強くなった」という方も
いらっしゃるかもしれません。
そんな方は、確かにアルコール分解能力が高くなっているのですが
同時に薬や麻酔の分解まで早くなるため、効果が切れるのも早くなるともいわれています。
要は、「お酒はほどほどが丁度よい」
ということですね。
副院長 逆井 良平