高円寺すまさん整骨院

1964年の今日、それまで主流だった売血制度をやめて全ての輸血用血液を【献血】によって確保する体制を確立するように、献血の推進が閣議で決定されました。

（『輸血用血液を献血により確保する体制を確立』）

売血制度があった当時、金銭を得るために過度の売血を頻繁に繰り返す人たちがいました。

赤血球が回復しない短期間に採った血液は、

血球が少なく血漿部分が目立つため「黄色い血」と呼ばれていました。

この血液は輸血しても効果がなく、また、輸血後に肝炎などの副作用を起こしがちだったため、大きな社会問題となりました。

（昭和39年、駐日アメリカ大使のライシャワー氏が暴漢に襲われ、その治療の際に売血によって採られた血液を使用したところ、肝炎になってしまいました・・・）

後、学生による黄色い血追放運動が全国各地で起こり、さらにマスコミの報道が追い風となり、『輸血用血液を献血により確保する体制を確立』が閣議決定につながり、今に至ります。

本日は献血の日という事で、献血の歴史について少しだけ紹介しましたが、少しの献血でも、誰かの救いになります。

臓器提供や献血について、気になる方はこの機会に是非調べてみてください！！！